Study 2 「パターン化して覚えよう」


基礎的な考え方は実はStudy 1でほとんど終わっていたりします。 Study 2では、いままで見てきた「どっちにあるかわからないけれど」の例のうち、 頻出パターンの正解を書き出すことで、いちいち「どっちにあるかわからないけれど」 と考えなくてもいいようにしよう、というのを目的とします。

端の11

図1から始めましょう。これはただの例なので「速攻適当に他を押す!」とか言わないでください。 図2で?をつけた2箇所のどっちかに地雷があるのは反転している1があることからわかりますね。 とすると、図3の反転した1から、○には地雷はなさそうなことがわかります。

図1
図1
図2
図2
図3
図3

つまり、図4で反転した部分のような配置があるときは次の手は○の場所を開けるのがいい、 というのが一つわかった結論です。これをこの稿では「端の11」と呼びます。

似たような「端の11」が新たに一箇所出てきましたね。図5の反転している部分です。 これはどうなりますか?ちょっと考えてみてください。

図4
図4
図5
図5

答えは図6のようになります。わかりましたか?

図6
図6

端の12

また図1に戻ります。この状態でわかることはさっきの「端の11」だけではありません。 他にも、図7で反転させたものもカギとなってきます。同じように見ていきましょう。 図8で、反転させた1があるので、?にはどちらかわかりませんが確実に1つあります。 なので、図9で反転させた2に注目すると、?のどちらかに必ず1つあるのですから、 緑の旗のところには地雷があることがわかります。

図1(再掲)
図1
図7
図7
図8
図8
図9
図9

今度は確実に地雷のある場所がわかりました。 結論として、図10で反転した部分のような配置があるときは、緑の旗のところに地雷がある、 というのがわかりました。このような状態のことを「端の12」とこの稿では呼んでいます。

図10
図10

実はこの「端の11」「端の12」はStudy 1で考えたことと同じです。 Study 1では実際のケースを用いたので多少状況が複雑になっていましたが、もう一度見直してみましょう。

図11で反転している4ですが、実は右に地雷が3つ並んでいるため、これは4−3で1と同じ扱いになります。 すると、「端の11」を用いると次に簡単に移れますね。図12になります。 この次に出てきたのが「端の12」です。図13です。 こんなふうにこの定型も適用できるのです。

図11
図11
図12
図12
図13
図13

出っぱりの1

ということで、ここまででわかったことをすべて実行してみましょう。図14のようになりました。 最優先ですべきことがありますね。処理した結果が図15です。 どうもうまくいきませんでした。よく見ると「端の11」の応用が反転している部分にあるので一応処理しましょう。 ここまで済ませると、図16になります。これ以上いまのところどうにもなりません。

図14
図14
図15
図15
図16
図16

さてここからどうしましょうか。実はまだまだわかることがあります。 それが次のパターン、「出っぱりの1」です。図17で反転させた1に注目してみましょう。

図17
図17

またどっちにあるかわからない地雷の場所に?をつけてみましょう。図18になります。 ?のどっちかにはかならずあるのですが、どっちかまではわかりません。 それでもわかることはあります。もう慣れてきましたか? 図19の反転している1に注目すると、○が地雷のない場所とわかります。

図18
図18
図19
図19

結論として、図20の反転した部分のような形があるときは、○のところに地雷はない、というのがわかりました。 これが「出っぱりの1」の基本形です。

図20
図20

他にこの形が使えるところが、実はちょっと変わった形でもう1箇所あります。 図21で反転させた部分です。今度は、地雷のある可能性がある場所が2箇所でなく3箇所になります。 図22の反転している2の横に地雷がありますね。この分を差し引いて、その周り3箇所の どこかに地雷が1つある計算になります。そこで出っぱっている1について考えると、 やはり図23で○のついた3箇所に地雷はないことがわかります。

図21
図21
図22
図22
図23
図23

この形も少し応用した「出っぱりの1」と言えます。まとめると図24のようなものです。 ちなみに、1の根本がいま2でその奥に旗が立っていますが、 この応用の形が他の組み合わせで作られることは不可能なため、 「出っぱりの旗21」と呼んでもいいかもしれません。

ここまででわかったことをすべて実行しておきましょう。図25のようになりました。

図24
図24
図25
図25

向かいの1

ここで今までの例は一旦お休みして、ちょっと別の例に出てきてもらいましょう。 図26です。とても恣意的に作った香りがしますが、そういうことはさておきちょっと考えてみましょう。 図27で反転させた1からして、3つの?のどこか1つに地雷があることはそろそろだいじょうぶですね? そして、これから図28のように5個も地雷のない場所を特定できます。

図26
図26
図27
図27
図28
図28
図29
図29

?を消して、図29が結論になります。 開けない列がありながらその向こうにある1を起点にしてさらに固まりができてしまいました。 これが「向かいの1」です。この「向かいの1」はとても広がっていきやすい性質があります。 この例でもそうですね、たった1つ1が開いているところから一気に5個も周りを開けてしましました。 先ほどの「出っぱりの1」の結論を使うとさらに面白いことがわかると思います。

図25の一部を図30に一部を切り取ってきました。 ちょっと地雷のある可能性があった場所に?を付けなおしてみます。 どっちかに確実にあるのならば…その左にある1(図31で反転)から考えて、 ○をつけた場所には地雷はなさそうです。

図30
図30
図31
図31

図32で?をつけた場所にもまた、地雷が2択で埋まっている可能性がある場所があります。 その左の、図33で反転させた1を見ると、さらに地雷のない場所がわかります。

似たようなものがまだ、図34のようにあります。

図32
図32
図33
図33
図34
図34

全部開けてみましょう。図35のようになりました。 このように、「端の11」→「出っぱりの1」→「向かいの1」と連鎖が起こって一気にたくさん開けられることがあります。

図35
図35

今までの知識を総動員してもう少しがんばってみましょう。 図36が今の段階での全体像になります。どうなりますか? 反転させたところに注目して今まで出てきたパターンをあてはめていってください。

図36→図37:「端の11」と「向かいの1」と「向かいの1」の応用

図37→図38:「端の12」と「向かいの1」の応用

図36
図36
図37
図37
図38
図38

図38→図39:「向かいの1」の応用

図39→図40:「向かいの1」の応用

図40→図41:「端の12」と「端の12」の応用を続けて行った

図39
図39
図40
図40
図41
図41

パターンをつぎつぎ当てはめていくだけでここまで来れました。 これ以上今のところはパターンではどうにもなりませんので、 ちょっとStudy 1を思い出してもらいます。 図41で?をつけたのは、反転している2の右の1からわかることです。 どちらかに地雷が1つありますね。そのことを合わせて反転している2を見ると、 残りの場所はあと1つしかありません。つまり、そこには地雷が埋まっているということです。 このようにStudy 1はここで紹介したパターンに限らない使い方もできます。

結果が図42です。やりました。

図42
図42

図43,44,45と普通に進めると、ようやく不恰好に空いていた2マスずつの穴がふさがりました。

図43
図43
図44
図44
図45
図45

このように、「どっちにあるかわからないけれど」 という思考法をうまく用いると安全にゲームを進めて行くことが可能になります。